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e-案山子

再仕分け“塩備蓄を見直し”
政府の「再事業仕分け」は、2日目の16日、財団法人「塩事業センター」が行っている10万トンに上る塩の備蓄について、「備蓄量をあらためて見直すべきだ」と結論づけたほか、あわせて12の事業を「廃止」や「予算計上の見送り」としました。
{中略}
...さらに、IT=情報通信技術を使った民間の新しいビジネスモデルを支援する総務省の事業も対象となりました。この事業には、「e-案山子」と呼ばれる田んぼや畑の気象データを計測する器具を活用したプログラムへの支援が盛り込まれており...


e-案山子ですと!?

これは紹介しないわけには行きません・・・。(^^;)

調べてみると、おっ公式ページがありました:
http://project.e-kakashi.com/

e-案山子本体は高さ120センチの小さなトーテムポールのような形をしたセンサーポッドです。

農地や山中にこのいいかかしを複数設置します。するといいかかしは独自の通信ネットワークを作りながらつながっていきます。

e-案山子は、それぞれにセンサーが搭載されていて、さまざまなデータを観測します。

気温、湿度などの気候データ、土壌成分データなどを各種センサーで取得します。センサーの種類は対象とする作物や、状況に合わせて変更できるアーキテクチャを採用しています。

観測されたデータは、いいかかしが独自の無線ネットワークにより伝送します。最終的には、携帯電話網との接続機能を持った特別なポッドから、携帯電話網を通して、データセンターに設置されているいいかかしクラウドで情報が蓄積されます。

また、いいかかしには、赤外線センサー、振動センサーも搭載されています。これらのセンサーはいいかかしの近くを通る動物などを察知するためのものです。この機能により、農地を荒らす鹿や猿、いのししなどの動物を発見することができるように設計されています。
出典


これなかなかよさそうじゃないですか!!

温度、湿度だけかと思ってましたが、土の成分までセンシングしてくれるのは便利だと思います。

さらに動物(恐らくヒトも)まで発見してくれるというのも良いです。

...これについて、仕分け人からは「まだ国内でも技術が実証できていないのに、海外に出せるのか」といった指摘が出されたのに対し、総務省側は「技術としては完成していて、今でも海外に持って行ける段階だと考えている」と、反論しました。最終的に、「e-案山子」を活用したプログラムなどについては、「予算計上の見送り」という結論になったほか、海外での支援については、「見直し」とされました。


うーんそうなんですか、残念・・・。

事業仕分けについて公式ページで説明していますが、これが事実であれば、コスト1体20万というのは、試作段階での価格のようです。

試作と量産って、それこそコスト面では雲泥の差がありますよね・・・。

一般論ですが、30個程度の試作であれば20万円かかるものでも、千個単位で量産するようになれば、恐らく1個あたりのコストは数万、場合によっては1万円前後に抑えられるのかもしれません。

このシステムの構成要素は他にもあるので、「一式」の価格がいくらになるかというのも興味がありますが、リーズナブルな価格であれば欲しい気もします(^^;)

議論の全体像を知らないのでなんともいえませんが、あくまで個人的な印象としては、こういう面白い取り組みは、支援を続けていく方向性もありなんじゃないかな~、とも思いました。。

コメント

No title

 これ、似たようなのが大分昔から有ったと思いました。
 NTTデータだかドコモだか三菱だかで出してたやつで、太陽電池パネルとバッテリー込みで一基5万円位だったような・・・
 設置すると勝手に無線で中継し合って繋がっていくタイプでした。
 真似してもっと安く作って、農家のハウスに設置すればどうだろうかと調べた覚えがあります。
 でもまさかこれが案山子になるとは(^^;

Re: No title

おお、似たようなものがありましたか~!
やっぱりデータ農業は一般にニーズが多いんでしょうね。
うちの菜園も一度気温の変化をlogって調べてみたいですね。
向く作物とかの参考になりそうです。

>  でもまさかこれが案山子になるとは(^^;

そのネーミングにはきっと色々議論があったんでしょうね。
電源OFFしてもミニマムで案山子機能は残る優れものと考えたいと思います(^^;)

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