Windows10でEDのオプションボタンが消える?

こんにちは!

久々に畑以外の件ですが、最近、EDのユーザ様より、Windows10にしたらEDの設定へ行くボタン(option)が消えた、というご相談を頂くことが複数回ありました。

そのうちの一つの事例で、EDのiniファイルを設定することで、解決したというご報告がありましたので、以下にそれに基づく対策手順を掲載しておきます:

<準備>

※EDは閉じておきます。

※iniファイルは、Windowsの設定次第では非表示になってたり、拡張子が表示されないこともありますので、その場合は下記設定で表示できるようになると思います:
https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/cpsid_87117.html

<方法>

1、EDをインストールしたフォルダ内のED.iniを、メモ帳などで開く

2、設定内容で、
TOPWIPE=0
となっている行があれば、
TOPWIPE=1
として保存。

3、EDを開いて確認

これで直ると思うのですが、どうでしょうか。

自分もWindows10にしたら現象が出た、とか、上記で直った、とかありましたら、良ければコメント欄に頂ければ幸いです。

・・・本当は自分でも確認したいのですが、環境が無く・・・Windows10無償アップグレードへの誘いをスルーして良いのかどうか、いまでもちょっと揺れています(^^;)

JVN公開情報につきまして

本日、IPA(JVN,JPCERT/CC)から、ファイル暗号化ソフト EDに関して、公開情報が出ました。

これは2011年に、「より詳細な仕様解説のための補足」としてドキュメントに補足追記した、ブロックサイズ未満の端数処理の仕様についてであり、その詳細は当該ドキュメントの通りなのですが、この機会に再度、解説も兼ねて言及したいと思います。

まず、当該公開情報にも記述があります通り、これはファイル暗号化ソフト ED Ver4.0 より前のバージョンで、ファイルサイズが16バイト未満のファイルを暗号化した場合にのみ関係があります。

つまり、ED Ver4.0(b)以上で暗号化した場合や、ED Ver4.0 より前のバージョンであっても、ファイルサイズが16バイト以上のファイルを暗号化した場合は、本件は関係ありません。

このため、例えば、ワード、エクセル、パワーポイントの標準保存ファイルなど、ファイルサイズが少なくとも16バイト以上になる種類のファイルを暗号化した場合は、そのEDのバージョンに関わらず、本件は通常、関係ありません。

また、仮に本件に該当のケースでも、当該公開情報には、「攻撃条件の複雑さ(AC)」として、「 高 (H)」(攻撃成立に複雑な条件が必要 )という評価になっていますので、その解読が成立するためには、複雑度の高い一定の条件を満たす必要があると予想しますが、その具体的詳細については、差分解読法についての各種文献がご参考になると思います。

暗号化強度はある種、程度問題ですので、本件に該当している場合でも、上述のような攻撃条件の複雑さであるのだから、16バイト未満という、とても小さなサイズのファイルの暗号化強度は、上述のVer3.Xの仕様・強度でも十分、という方もおられるのではないかと思いますが、それはそれで一つの考え方と思います。

EDをアップデート(インストール)される場合は、最新版同梱ドキュメント等でも、注意喚起しております通り、必ず、不要なファイルなどを用いて十分な暗号化、復号テストを行った上、暗号化前のファイルを、安全な場所にバックアップしてから運用してください。また、パスワードの入力と管理は、注意深く行われることをお勧め致します。

暗号化ファイルのフォーマットが変わっていますので、ED Ver4.Xで暗号化したファイルは、Ver.3.X以下のEDでは復号できないことも、予め十分ご留意をお願い致します。

ちなみに、当該公開情報には、ED Ver4.0 より前のバージョンを使い続ける場合の回避策(ワークアラウンド)も、記載があります。実際のところ、サイズが16バイト未満の要暗号化ファイルというのは、比較的レアケースと思われることから、そういったファイルを暗号化されておらず、また将来もしないことが明らかな場合は、慌ててアップデートされるより、総合的に見て賢明な判断となる場合もあると思いますので、本記事の内容等と併せて、ご検討の選択肢となると存じます。

既にEDの謝辞にも記載させていただいておりますが、本件について、大元のご指摘を頂きました澤田氏、及び、そのご指摘内容等についてご連絡・調整等を頂きましたJPCERT/CCの皆様には、この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。

ベクター更新

ED Ver4.0のベクターでの差し替えが完了したようですので、ダウンロードページのVer4.0ダウンロードは、ベクターのページにリンクを貼りました。

それにしてもベクターもすっかりロングランになりましたね。

サイトを拝見すると、デザインが昔と変わっていないところがわりとあったりするので、なんかホッとします(^^)。

ED Ver.4.0のベータを取りました。

相変わらず暑いですね・・・^^;

さて、ED Ver4.0bはファイルフォーマットが変更になった関係で、時間をかけて慎重な公開テストを行ってまいりましたが、特に大きな問題の報告は無いようでしたので、ベータ解除を行いました。
http://type74.org/ed.php

これでVer4.0が正式な最新版となります。

・・・が、ベータを取っただけとはいえ、アーカイブに変更が加わっているわけですので、アップデートの際は、不要なファイルで十分なテストを行うなど、慎重な運用をお願いしたいと思います。

あと、ベータ時と同様ですが、暗号化ファイルのフォーマットが変わったため、Ver4.0以上のEDで暗号化されたファイルは、Ver3.Xや、その下位バージョンのEDでは復号出来ませんので、ネットで業務先に送るファイルなどの暗号化の際は、ご注意下さい。

もし相手方がVer3.XのEDを使用していて、しかも相手がどうしてもバージョンアップ出来ない場合などは、旧版Ver3.4が、ダウンロードページから取得可能です。(ただし後述の暗号化仕様の点はご留意下さい)

ちなみにVer4.0は、Ver3.Xで暗号化されたファイルを復号することは可能です。

Ver4.0からの変更点は、数年前のベータ公開の際の開発履歴の通りです。
http://type74.org/edman5-6.php

ただ、バンドルソフトの試みは大分前に終了しましたし、インストーラについては、OSによる動作の差異が、ソフト単体で配布するよりも、大きいと思います。

Windows10などというものが登場するようになった昨今、未だにWindows7にしがみついている身(汗)としては、インストーラの動作確認も十分に出来ませんので、さしあたりは昔ながらの、シンプルなアーカイブとドキュメントだけの構成に戻したいと思います。

このため、実質的に残る主要変更点としては、

・ファイルサイズを暗号化データに組み込むなど、データフォーマットの改良を行いました。
・ブロック・サイズ(16バイト)未満の場合の実質的な暗号化強度を強化しました。
・起動時画面の暗号化、復号ボタンをテキストで表示できるオプション機能を設けました。



となると思います。

ブロックサイズ云々については、これも数年前にマニュアルにおいて、暗号化仕様上の補足として追記した、
http://type74.org/edman5-1.php
の下部の通りです。

つまるところ、暗号化強度(仕様)を強化といっても、ファイルが15バイト(テキストなら半角15文字)以下という、とても小さなファイルの場合についてですので、16バイト以上のファイルについては、特に暗号化強度は変わっていません。。

このため、ワードファイルやエクセルファイル、パワーポイント、PDFなど、16バイト以上のファイルを暗号化されている方にとっては、あまり実質的な変化はないかもです・・・が、ひさびさの更新でありますので、どうぞ宜しくお願い致します(^^;)

enc拡張子

今日、工場出荷状態のWindows7 PCで、EDのファイルを表示した際に、一瞬、驚いたことがありました。

拡張子が消えているのです・・・。

test.zip.encだと、test.zipになっている・・・。

このせいで、てっきり暗号化し忘れたとおもってしまいました。

ところが、よくみると、ファイルの種類が、「MyWinLocker Protected File」となっている・・・。

うーむ、同じencで、どうやら競合ソフトが現れたようです。(いつのまに・・・)

しかもどうみても暗号化ソフトっぽい・・・。

OSが工場出荷状態だったので、あの悪名高き?フォルダオプション、「登録されている拡張子は表示しない」がONになっており、それで拡張子が消えていたのです。

いつもながらこのオプション、まっさきに設定解除が必要だと思いました・・・。(^^;)